私の母(私を小5から育ててくれた人です。)は、今、要介護4で特別養護老人ホーム(以下: 特養)でお世話になっています。
特養にお世話になるまでには、色々な出来事がありましたが、それはまたいつか書きたいと思っています。
その特養で手厚い介護を受けている母に、たまに面会に行くのですが、先日スラーッとした美人の介護士さんが私を見てニコニコしてくれるのです。どうやらお腹には新しい命が宿っておられる様子です。大変なお仕事な上に妊婦さんだとよりハードだろうに、面会人の私にまで満面の笑みをおくってくださるなんて…と感心しつつ笑みを返したら、私に「習字の先生ですよねッ!」と言うではありませんか。
えっ?と思ってよく目を凝らすと…あっ!小学生の頃から鼻筋の通った笑顔の口元がチャーミングな愛○ちゃん!!(名前の手本も書くし、教室では下の名前で呼ぶので、苗字より下の名前を覚えていることが多いのです。)ありありと、当時が思い浮かびました。
彼女の妹さんは私の息子と同級生で、姉妹で「春日書塾」の開塾当初に通って来てくれていたのです。確か中学生ぐらいで引っ越されました。
あの6畳の和室の教室で、その姉妹さんをはじめ同じ小学校のお友達や自分の息子達・近所のお子さん達に囲まれて習字教室をしていた風景が、タイムスリップして浮かんできました。(まだ今ほど急激な少子化ではなかった頃ですね。)
彼女は、「上の子が(なんと、もう既にママだったのです!)字が汚いので、あの場所でまだ書道教室をされてるなら習いに行かせたいです!」と言ってくれました。(今現在、既に元生徒さんのジュニア君が一人通って来てくれてます。)
彼女の現住所を聞いたら、やや遠かったので小さいお子さんが通うのは難しいかもしれません。
でも、「通わせたい」と言ってくれたその言葉だけで、そして彼女が立派な社会人・素敵なママになっている姿を見せてもらえただけで、大きな幸せをいただきました ♪
愛○ちゃん、お声をかけてくれてホントにありがとう!
【後日談;彼女の娘ちゃんは ホントに言葉通り当書道教室に習いに来てくれました!(少し遠方からなので夏休み春休み限定ですが)】
☀春日書塾ブログ《文字うつつ》は、毎週金曜日に更新する予定ですが、
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