《砂の器》

連チャンで映画のツタナイ書き込み恐縮です。

『砂の器』(松本清張 原作)は、私が生まれて初めて、
邦画を観て大泣きした作品です!(これ以降、私は暫く松本清張の本ばかり読みあさりました。)

この映画を、昨日8月1日に プレオープンしたばかりの『青丹座』(あをにざ: 奈良町の路地に在ります。)の無料上映会で観せていただきました。(別に招待された訳ではなく、先着順ネ)

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最前列のお席で、短い脚を遠慮無く伸ばさせて頂き、
最高の音響の中、40年近い時空を超えて、
あの壮絶なる感動を再び体験させていただきました。
『青丹座』さんに、大感謝です。

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後で調べると、1974年公開の作品だったらしいですが、
私が初めて観たのは その数年後、勤務先で、でした。
大阪の勤務先ビルの最上階にスクリーンが有り、アフターファイブに、会員様を招き、私は(仕事半分、職員として)一番後ろの席で上司と共に観せていただきました。

…あれほど涙が出た映画は初めて~(/ _ ; )
シカシ、一緒に観た上司はケロリとして『何が感動するのかワカラナイ』と言ったのよ、、、(トテモいい上司だったんですケドね…)
私は、この時、この映画を観て涙を流す人と結婚したいなぁ~
と思ったのを覚えてます。(その願いは叶いました^ ^)

後で、リメイクされたTV作品も、秀作ではありましたが、
映像も、音楽も、ストーリーも(←ハンセン氏病を扱えないため変えていた)この最初の映画には、はるか及びませんでした。

音楽が流れたとたんに、何十年前にもワープできる…
何十年前に最後列の席で観た映像でもハッキリと蘇る…

映画の“名作”って、自分の体験じゃないのに、心の糧になり得るところが凄いですワ☆

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《砂の器》」への2件のフィードバック

  1. 『砂の器』聞いた事が、ある映画ですが
    ハッキリと観たような?そうでないような?
    微妙な記憶ですわ(^_^;)でも夫が
    有名な映画だからと、ザ~っとストーリーを
    イイのか悪いのか教えてくれましたの(^-^)
    先生が大泣きした作品、WOWOWで松本清張特集を
    する時はチェックして是非観されてもらいますわ♬
    名作の紹介、ありがとうございます(*゚▽゚*)

    1. この作品が大好きなダンナハンがゴルフで行けなくて…
      kikiさんを誘おうか?と随分迷ったのですが…
      もしかして猛暑の中並んでも先着順に間に合わなかったら悪いし、せっかくのご家族団欒の土曜日にお邪魔かも…と思い、遠慮しましたが、
      この作品は、是非とも観て欲しいと思います!
      後半の40分余りの映像と音楽で“原作を超越した”と言われる名作です。
      できれば、リメイクものも観ず、原作も読まず、鑑賞にいどんで欲しいです。(ご主人の荒筋案内は許そう~ナンテ笑)

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